住み込みポップコーン職人の一日6/2

おキラクなおおしろ

2014年06月02日 19:50

先週の金曜日から日曜日までの3日間、
ポップコーン試食販売会を催した。

月末月初にもかかわらず、大勢のお客様が来店。
我がスタッフも一生懸命お声かけしたようで、
なんと3日間で159個のポップコーンが購入された。
一番人気は、リッチキャラメル。
まずはスタンダードを選ぶのは世の常か。

一番面白かった反応は,
女子高生に冷凍したキャラメルポップコーンの上に
バニラアイスをのせてキャラメルシロップをかけた
「ポップコーンサンデー」を試食させたとき。
「おじさ~ん、これがメニューになったら食べに来るよ」だって。
ポップコーンをデザートにするっていうのは結構新しいんじゃないかと思い、
早速お隣さんと作戦会議を開く。
ある程度構想は固まった。
近日中にメニューに載せようと考えている。

ポップコーン職人としてのルーチンワークで、
朝グリーンスムージーを飲みながら新聞を読む。
今朝の新聞は珍しくイイ事が書いてあった。
「型にハマるくらいその型を自分のものにしたら大したもの。
型通りの仕事が誰よりもきちんと出来たらすごいこと。」
リッツカールトンの前支社長の言葉だが、
いまの自分にはストンとおちる。
まずは型通りやってみること。
型が自分に身に付くまで一所懸命に。
そしたらいつの間にか、自分自身がその型になっている。
言葉はたやすいが、実践はそう簡単じゃない。

しかし、住み込みポップコーン職人として過ごしている時間は
結構規則正しい。
それもだんだん苦にならなくなってきている。
自分に型にはまった生き方もできるんだなと。
自由人を気取っていたつい最近までの自分がウソみたいだ。
これは成長なのか、退化なのか?
どっちゃでもいいが、今の精神状態は根拠のない自信が
徐々に湧いて軽くなってきている。
悪くない。

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