仲本潤英さんのカジマヤー
宮城弘岩氏の主宰する「ひろいわ学校」の顧問であります、仲本潤英さんのカジマヤーと誕生日のお祝いが、都ホテルでありました。
カジマヤーって、97歳のお祝いですから、(満で96歳)これはすごいに尽きる。大正2年生まれで、終戦時で30代ですから、沖縄はもとより日本の激動の時代を身をもって経験されている。
昭和の初めに東京にわたり、戦時下では戦闘機の技術向上に携わり、戦後は精密機械の工場を起業して、沖縄からたくさんの集団就職を受け入れてきました。そして、30年前に宮城氏と一緒になって、関東沖縄県人会をつくるに尽力したということです。
経営者としてもすごいんだけど、沖縄を陰ひなたで応援してきた、その心意気が熱くて、でっかい!!まさに沖縄の父のような人です。
そして、引退してからは、字を刻む彫刻家になり、味わいある言葉を彫っています。潤英さんの「心」という字はおそらくいろんなところで飾られていると思いますよ。パイプライン通りの上江洲書店に行けば、常設展示しているので、見られると思います。
潤英さんは、最後のお礼のあいさつで、自分のことを「耳は借り物(補聴器を付けている)、目も借り物(眼鏡をかけている)、頭は空っぽ、チンチンはおしっこをするためだけのもの」って言っていて、長生きをするもんじゃないと卑下していましたが、周りを明るくする達人だと実感しました。
存在だけで、その場が和み、お話する一言一言が人々に刺激を与えてくれる。尊敬しちゃいます。
自分も長生きしたいので、今日はたくさんあやからせていただきました。
感謝!!
いい年を取るためにも、今直面している課題を正面から受け止め、乗り越えていこうと決めました。
潤英さんがしてきたように。
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