最近はいい言葉に出会います

おキラクなおおしろ

2013年07月15日 17:16


私は「致知」という雑誌を年間購読しています。

もう5年くらいになりますが、最近はメルマガが送られてきます。

そこで、いい言葉が出ていたので、こっそり拝借しました。

私はよく知りませんが、常岡一郎さんという方の言葉です。



「運命の模様替え」

何をもらっても余り喜ばない人がある。

感謝の心の足りない人、お礼心の足りない人がある。

そんな人には、次により良いものは与えたくない。

どうせ与えねばならぬなら一番悪いものを与える、

次第に悪くなって行く。

同じ与えるにも悪いものと取り替えて与えるようになる。

「あの人には、これくらいでよかろう」と判定される。

それが人情の常である。



暗い不幸な運命も自分につり合っているから与えられている。

どんなものを与えられても不平なし、

何でも明るく迎える。

悔まないで有難がる人がある。

勇み迎えて働く人がある。



そんなお礼心に充ちた人には粗末な運命は与えられなくなる。

もっとよいものを与えようと思う。

お礼心にあふれた明るい心には粗末な運命はつり合わなくなる。



過去の不徳やわがままによって、不幸も来る。

われわれにつり合った暗い運命も与えられる。

たれを怨むこともない。

それを嫌わず、勇んで迎える人は可愛い心の人である、

お礼心に充ちた人である、与えられた天命。

どんなつとめも勇んで果して行く。

それが心の美しい人である。



その人には運命の模様替えが始まる、

願わずとも次第に明るい運命となるのではあるまいか。



仕事にも同じことが言える。

どんな仕事をいいつけられても、いそいそとすましていく。

すませばまず自分の心が澄んで来る。

澄みきった明るい心の人にはつまらぬ仕事は命じられなくなる。

命ずる人の心が変わって行く、

したがって与えられる仕事もよくなる。



泣いても、わめいても自分の運命は自分で頂かねばならない。

逃れる道はない、明るいお礼心で迎え勇ましく働いて、

模様替えの始まるまでつとめきるより他はない。



欲しいの欲しくないも関わらず、

当り前のように与えられてきた自分にとっては

なかなかお礼心や感謝は、頭で考える課題でした。

自然に心から発するものだと実感したのは、

恥ずかしながらつい最近のことです。

今からでも遅くはないと思います。

人生の模様替えが出来たらなと。



























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