2008年10月07日
ここだけの話“新商品続々入荷!!”
新商品というわけではないのですが、バターフィンガーが入荷してまいりました。(一部既報)
この商品のご要望も当店では、まことに多ございます。
実は、バターフィンガーはそのままではアメリカから輸入ができないのです。
日本では食品衛生法で規制されている、禁止添加物の”TBHQ”という酸化防止剤が使用されており、アメリカ国内仕様のままでは輸入できません。
その“TBHQ”をのぞいて、年に1回日本のためだけに特別生産して、だいたい9月頃、この沖縄まで届くのです。
だから、夏場どんなに探しても、売り場にはございません。その酸化防止剤を除いているので、賞味期間も9カ月ほどで、夏場までに姿を消してしまいます。
アメリカのお菓子には、結構この“TBHQ”なるものが含まれており、これが原因で半分以上は輸入できなくなってしまいました。
沖縄では、ポピュラーだった、グラハムクラッカー、ナッターバター、クラフトのチーズ&クラッカー、オレオ、リッツビッツチーズ、ベビールース、ハーシーのリーシーズなどなど、あげればキリがないほどです。
最近では、心臓病の原因といわれた“トランスファット”「不飽和脂肪酸」をお菓子などの原料から取り除いたために賞味期間が著しく短くなり、それを防ぐために、酸化防止剤のこの“TBHQ”がどしどし使われるようになってきました。
日本では、これが禁止添加物なんだけど、そんなこと、アメリカサイドでは全くお構いなしですから、、、
っていうか、なんでアメリカではOKなのに、日本ではだめなんでしょう?
アメリカ人はこれが原因で病気にはならないけど、日本人はこれがもとで癌にでもなるのかしらん。
そんな臨床データあったら、見せてほしい!!
しかし、どんどん輸入の規制は厳しくなるよ。最近は、中国のミルクにメラミンが混入されている問題で、アメリカだろうがEUからの輸入でも、原料にミルクが使用されていたら、原料の調達先を明示しないとだめだし、、、
けど、逆にいえば、輸入加工品ほど厚生労働省に定めた検査機関の厳しいチェックを受けて、それど始めて輸入が許可されるんだから、お墨付きをしっかり受けているわけです。
ここだけの話、その検査料金だけで、1品10万位支払うこともあります。もちろん自腹です。
安心、安全にはもちろんコストはかかると思います。
しかし、このコストは、すべて商品の価格に反映されるわけですから、おそらく日本の市場から、100円均一のお菓子や食品は消えていくかもね!?
安かろー、悪かろーの時代の終焉ですね。
みんな、良いものを少ずつ、健康に留意しながら食べようね!!
Posted by おキラクなおおしろ at 19:55│Comments(1)
│インポートフーズ
この記事へのコメント
このTBHQ・・というもののおかげで、、いろんな有名商品が入手困難になっており、、沖縄のオバァちゃんやオジィちゃん達世代・そして幼かった私達のオヤツだった癒しのお菓子が遠い存在になってしまいました。。沖縄は、米軍基地があり、、身近に感じた輸入商品。どんどん変わりつつあるのね。貴重な、輸入商品。。これからも皆さん愛してください。
Posted by みなっち at 2008年10月09日 10:58