★キラクおおしろ｀ここだけの話´★

  

去った10月2日木曜日に、パールアールの川端女史の紹介で

琉球新報＆沖縄タイムスにプレスリリースしてきました。

で、本日両紙に掲載。

ハロウィンシーズンに乗っかって、いい流れを作りたいな。

その日作ったポップコーンをすべて売り切る日は近い！？


  

4月にポップコーン職人(見習い）を始めて半年が経った。

なかなか思うようには行かないもんだなということを

いやというほど味わった6ヶ月だったな～。

仕事もプライベートにおいて、常に一喜一憂ばかりしていた毎日で、

更年期のそううつになったんじゃないかと落ち込んだときもあった。

しかし、ここんところはあまり心に波風が立たなくなって、ほんわかしている。

なんでも思うようにうまくやれると考えている自分のエゴが、

一番自分を苦しめているっていうことに気づいたから。

これがわかってから、風向きが変わってきたような感じだね。

10月入って早々いいことアリ。

うちのポップコーンの記事が｢沖縄経済新聞｣のトップに掲載されました。

沖縄経済新聞　http://okinawa-keizai.com/

ポップコーンをはじめ、ブラウニーでもレシピを提供してくれている

パールアールの川端女史のおかげ。

店内もハロウィンディスプレイで楽しくなってきたよ～。



みんな遊びにおいでよ！！


  

ここ2ヶ月くらいは朝目覚めてから、

新都心公園へウォーキングに出ている。

弱った足腰を鍛えるためにはじめたが、

今ではストレス解消が目的になり、

週4、5回は気分よく歩いている。

9月の2週目くらいから風と光が変わった。

風はヒヤッとすることがあり、

光は肌にささなくなってきた。

やっと夏は終わったな。

さぁこれから、お菓子のシーズンが始まる。

まずはハロウィン！！

今年の目玉はなんと言ってもポップコーン。



上はキャラメルポップコーンに

プチカラーマシュマロとチョコボールを入れたもの。

下はパンプキン味のポップコーンにホワイトチョコをかけ、

さらにかぼちゃの種を入れた苦心作。

どちらもハロウィンのパッケージに入れ、

かわいらしいシールを貼っています。

280円で販売しています。

予約も受け付けますのでよろしくね！！

さぁ、ハロウィンを楽しんじゃいましょう。



  

待ちに待った、新商品登場！

「キラクザ☆ミックス」

スターになってほしいので、星のマークを入れてみました。

１１月に原宿のギャレットポップコーンで食べた｢シカゴミックス」に

感動して始めた、ポップコーン作り。

とうとうここまで来たかと、感動しきりです。

ちょうど新発売の当日、みなっち店長が東京土産で、

ヒルバレイミックスを持参。

食べ比べをしてみました。

ヒルバレイミックスは洗練されていて上品な味。

キラクザミックスはまだまだ荒削りですが、パンチがあって

いかにもアメリカのジャンクフードって感じで個性的。

まだまだ改良の余地はありますが、自画自賛しています。

どうぞお試しあれ！！

  

昨晩、８時からの「レディオダブ」に出演後、記念撮影。

お隣さんダッズガレージのたつやにも出てもらい、

きっちり今週土曜日の「夏祭り」もPRしました。

ポップコーン6種類をあわせて４０個プレゼント。

新作のポップコーン＆おっぱアイスも3個提供。

これは生放送中に、まーちゃんとあいちゃんに食べてもらい、

めちゃくちゃ美味しいと絶賛されました。

これで大ヒット間違いなし！！

って楽天的に考えよう。

  

本日６時３０分に新都市店は早じまいします。

なぜなら、なんとFM沖縄の番組に出演するからです。

まーちゃんことまーちゃんがやっている「ラジオダブ」。

20時からなんですが、何時頃出るかは聞いていません。

いつもラジオカーを手配してもらったりしてお世話になっている

FM沖縄の田幸さん、ブレーン沖縄の玉城さん、

ありがとうございます！！

頑張って宣伝するので、よかったら聞いてね！！



  

今日もうだるような暑さ。
煮えたぎるような暑さ。
燃え盛るような暑さ。
どんな表現でも当てはまる灼熱地獄。

友人と話していたが、
年々暑くなっているように感じると。
これは年を重ねているせいだけではあるまい。
昼間はできるだけ外出を控え、じっとしていて、
夕方からゴソゴソと動き出すことこそ賢明だ。

夏こそ、夜時間を楽しもう！！
ということで、バータイムを設けた。


酒屋のやる、「店飲み」感覚。
輸入ビールとワインがメインだ。
私の晩酌「泡盛ペリエ割」も結構イケル。
もちろん、店内の商品がおつまみ。
レンジでチンはできるが料理はご勘弁を。

ポップコーンは食べ放題っていうのが売りです。
ポップコーンカフェから、ポップコーンバーの店主へと、
18時以降変身します。
バーのマスターっていうのも、
悪くないんじゃない！？  

巷は夏休み。
連休は、家族連れで那覇から脱出しているのかしらん。
お客様が来ません。
寂しいな。

暑くなるとどうしても甘いお菓子は敬遠される傾向にある。
チョコレートなどは冬場の半分以下になる。
甘～いポップコーンも敬遠されるのかな！？

そこで考えたのが、「ポップコーンデザート」

うちの一番売れ筋リッチキャラメルと、
おっぱジェラートのミルク味を使った甘いデザート。
illyのコーヒーカップに入れたら
とっても可愛くなりました。
これで、３５０円は安いor高い？

甘いのだけでは敬遠されるので、
苦～いアイスコーヒーも出しています。
だんだんとカフェになりつつある。
ポップコーンカフェの店長っていうのも
悪くないな。  

台風8号最接近中！！

ショーウインドウの前で凄まじい風雨を見ている。
こりゃ外に出るのは自殺行為だな。

今日はのんびり店内の棚替えと掃除をしようと思い、
朝からずっとうだうだやっていたが、疲れたのでもうおしまい。
しばらく棚替えをしていなかったのでちょうど良かった。
と考えよう。

「風が吹くと桶屋が儲かる」方式で、
「台風が来るとポップコーン屋が儲かる」ってことにならないかな！？

台風は海の浄化にとって欠かせないって聞いたことがある。
海がかき混ぜられて、特にサンゴにとってはいいらしい。

で、サンゴが生き生きしてきれいになると、
ダイビング目当ての可愛い女の子たちが沖縄にやってくる。
すると沖縄大好き女子が異常発生し、
目がくらんだ彼女たちは沖縄の男性と恋に落ちてしまう。

しかしリゾート地での恋は儚く終わるもの。
悲しい失恋を癒すものはやけ食いしかない。
あま～い恋を思い出しながら、
あま～いポップコーンを食べる。
で、ポップコーン屋が繁盛するってのはどう！？

あまりにも暇なのでちょいとくだらないこと考えてしまいました。
いわゆる「閑話休題」ってところですね。
  

キラクザポップコーン資金造成企画第１弾。

那覇市真嘉比の「ひらまつ保育園」での盆踊り大会に出店。

お子さんが通園している松田さんご夫妻の紹介。

夕方６時からのスタートで、4時半に会場に到着し設営開始。
うだるような暑さのなか、大汗をかいて松田君と一緒に準備をする。
6時といってもまだまだ暑い。
しかし大勢のファミリーが続々と集まってくる。
事前に購入したチケットと引き換えに商品を渡すのだが、
ひっきりなしに売れていく。
保育園の職員さんやご父兄にも手伝っていただいて、
自分は塩味のポップコーン作りに専念。
たった２時間あまりの出店だったが、
こんなに大忙しで大繁盛は初めて。
持ち込んだキャラメルポップコーンも塩味のも全部完売。
撤収も手際よく、清々しい気分だった。

これで主催者側に多少は貢献できたんじゃないかな。
あらかじめ販売数が見込めるのはありがたいし、
ポップコーンで何かのお役に立てるってのは気分のいいものだ。
最近、部活の資金造成って、結構大変なんだという話を
友人からもスタッフからも聞いていて、
今回の出店は結構タイムリーだった。
今後、資金造成の話があれば乗っていきたいなと考えている。

中学、高校とソフトテニス（昔は軟式庭球って言っていた）をしていて、
九州大会やインターハイに行くのが目標だった。
実際どちらも行ったが、無造作に親にお金を出してもらっていた。
今、親の立場になってみて、これが結構大変なんだなと。
資金造成も沖縄ならではのユイマールだね。
手伝いまっせ！！

  

2014年も折り返し。
住み込みポップコーン職人として、3ヶ月がたった。

30歳になったときに福岡で自己啓発のセミナーを受講したことがある。
そこで90日間今までの自分とは違った行動をするという課題があった。
自分は会社のトイレを毎朝そうじするという課題を自ら決めた。
どうにか90日間続けることはできたが、
その後継続することはできなかった。
セミナーの狙い通りには行かなかったようだ。
理由は至極簡単だ。
「やらされていた」からだ。
必要と感じないことはなかなかできないものだ。

さて、プロの職人さんには怒られそうだが、
何とかポップコーン職人（見習い）として、
今までとは違った行動をしている。
しかし、この生活には期限が決まっていないので、
継続していくしかない。
課題は、よりおいしいポップコーンを作ること。
購入する人が喜んでくれるポップコーンを提供すること。
前者は生産者としての、後者は販売者としての課題だ。

そして、毎日元気で楽しく過ごすことだ。
毎朝のグリーンスムージーのおかげで体はだいぶしぼれてきた。
暑いさなかだが、できるだけ歩こうとしている。
結構毎日肉体を酷使しているので、
飯はうまいし、晩酌もしみわたる。
今まであまり気にしなかったが、空腹感は日に2度しっかり感じている。
少年に戻った感じだ。

それとありがたいな～と思うことが毎日何回もある。
これも今まであまり気にしなかったことだ。
これが楽しく過ごす原動力になっている。

今週はハイサイ市での出店ではなく、
那覇市真嘉比にある「ひらまつ保育園」の盆踊り大会での出店。
6時から8時まで。
お近くの人もそうでない方も覗きに来て。
  

６月２２日でお隣さん、ダッズガレージが閉店した。
3年前の８月３日にオープンして以来、
一緒に楽しく行き来していた。
毎月第３日曜日はガレージセールをしたり、
1周年記念の夏祭りもやった。
何よりもほぼ毎日のようにコーヒー飲みながら、
いろんな話をしたことが一番楽しかった。
店は閉めるけど、事務所は残るようなので、
また俺の暇つぶしに付き合ってもらいたいな。

で、その最終日、お隣さんたつやと同級生たかしと
3人で日曜日にもかかわらず、深夜まで飲んでしまった。
その日は、３時くらいから飲んでいたので、
ほぼ半日アルコール漬け。
たまには無性に飲みたくなる日もあるものだ。
と自分に言い聞かせて、それを理由に
二人を巻き込んで飲んでしまった。

そのつけは翌日深海にいるような二日酔い。
頭はクラクラ、腹はムカムカ、相変わらずの背中の痛み、
三重苦で何もする気なし。
とんだ慰霊の日になってしまった。

それでも、だんだんとポップコーンは売れるようになってきた。
ポップコーン目当てで来店するお客様が増えてきた。
ありがたいことだ。
先週土曜日のハイサイ市でもよく売れた。
その日の最高気温が32度あったので、
暑いとダメかな！？と思ったが、なんのその。
美味しさは暑さを凌駕するってか。

おそらく今週で梅雨明け。
沖縄は本格的な夏に突入する。
で、ポップコーンとアイスをコラボした、
新しいデザートも考えています。
試作したものはめっちゃ美味しかった。
乞うご期待。  

本日はポップコーン作りはお休み。
昨日からの疲れと肩の痛みのせいではない。
2ヶ月に一度の市立病院での定期診察に行くためだ。
心臓に毛がはえる？！という持病のせいで、
この２年以上定期的に診察をしてもらっている。
酒を飲めるようになって以来、
金をかけて不摂生をしてきた賜物だ。

以前はどうも足が向かなくいやいや行っていたが、
前回の4月以降、診察日が待ち遠しくなっている。
なぜなら体重が減り、あらゆる数値が改善されているから。
今回も期待を込めて、足取りも軽く30分かけて歩いていく。

診察の前に体重と血圧の測定。
2ヶ月ぶりに乗る体重計。
ジャーン、なんとまた３kg体重が減少。
前回も３kgおちていたので、トータル６kg減。
これで、10何年ぶりに身長から体重を差し引くと3桁になった。
もうメタボとは言わせない。

定期の診察も2ヶ月から3ヶ月に伸びた。
3ヶ月後は何kgになっているのだろう。
肩の痛みも重なる疲労も吹っ飛んでしまった。

要因は、朝からの規則正しい生活。
朝食をグリーンスムージーにして、他は食べないこと。
最大の要因はほぼ毎朝ポップコーンを作っていること。
これ結構肉体労働なんだよね。
付け加えると、車がないので何処へ行くにも歩くこと。
不便はダイエットに効果アリ。

金をかけて太って、金をかけて痩せていた自分とは決別。
これでもうリバウンドはしないだろうな。
自分の体にとって、今の生活は悪くない。  

今朝は左肩の裏側が焼けるように痛かった。
起きた瞬間、目が回ってしまった。
どうもここ一週間のハードワークに体が悲鳴を上げているようだ。
しかし、気分は悪くない。

先週末、土日曜日の２日間、
泊いゆまちの「お魚フェア」に出店した。

この出店にはかなりかけていたものがあり、
その３日前から気合を入れてポップコーンを作りこんだ。
量も然ることながら、質も今までで最高の出来になった。

しかし、初日は朝から大雨ザーザー。
二人の友人が開店設営に手伝ってくれたのに、
雨で商品が出せずにかなり出遅れてしまった。
そのあとも客足さっぱり。
だいたい気合を入れて臨むと空回りするのはよくあることだ。

翌日の日曜日は「父の日」。
この日の天気予報も一日中雨。
その上、10時からはワールドカップの日本戦。
状況は前日以上にいいことなし。
天はわれに味方せずか？！
しかし、会場に着いてみれば、昨日と打って変わって
オープン前からお客様で溢れていた。
ワールドカップなんのその。
お天気もどうにかもって、持ち込んだポップコーンは完売！！
いや～ありがたいな。
ジェットコースターみたいな2日間だった。

で、本日カラダは悲鳴を上げているが、気分爽快。
自分が作ったものを自分で売り込んで、
お客さんの反応を見るっていうこのプロセスはしんどいけど、
かなり楽しめるっていうことがわかった。
悪くないな。




  

週末はイベントに出るようになった。
さった土曜日は、国際通りサイオンスクエアに出店。
毎土曜日に開かれる那覇市主催の「ハイサイ市」に
うまく潜り込むことができた。
それに、うちのポップコーンのイメージに合うワゴンを利用できて、
かなりいい感じだ。

普段は３時から９時まで。
しかしこの日はラジオ沖縄の出張番組があって1時から。
ちょいと気合を入れて臨む予定だったが、
止むにやまれぬ深酒をしたため体調最悪。
これで９時までの8時間もつか心配だったが、
神様からの恵みか、夕方雨が降ってきて、
時間を繰り上げて終了＆撤収。
マシンで作った塩味のポップコーンが余ったので
お隣に出店していた豆腐屋さんに進呈。
そしたら、どっさりと好物のゆし豆腐が返ってきた。
その晩の夜飯にありつけて、めっちゃラッキーなのでした。

これで少しはイベントの要領がつかめてきた。
今週は泊いゆまちの「父の日魚まつり」に出店予定。
土日2日間で2万人の人出があるとのこと。
どんだけ売れるか楽しみだ。
っていうか、宣伝の予算がないので、
地道にクチコミで広げていくしかない。
お店は移動できないので、イベントに出るのが一番効果的かなと。
とにかくたくさんの人に食べてもらいたいな。

最近、お隣さんたつやとのコーヒータイムのトピックは、「屋台」。
まずはお店の横でかわいい屋台を置いて、
人寄せをしたらどうかと。
彼のセンスは抜群なので、きっと皆が目を見張る屋台ができるはずだ。
それをもって、イベントに出られたらいいな。
だんだんキラクザポップコーンが形になっていくようだ。
今はその過程を楽しもう。
悪くない。




  

先週の金曜日から日曜日までの３日間、
ポップコーン試食販売会を催した。

月末月初にもかかわらず、大勢のお客様が来店。
我がスタッフも一生懸命お声かけしたようで、
なんと3日間で159個のポップコーンが購入された。
一番人気は、リッチキャラメル。
まずはスタンダードを選ぶのは世の常か。

一番面白かった反応は,
女子高生に冷凍したキャラメルポップコーンの上に
バニラアイスをのせてキャラメルシロップをかけた
「ポップコーンサンデー」を試食させたとき。
「おじさ～ん、これがメニューになったら食べに来るよ」だって。
ポップコーンをデザートにするっていうのは結構新しいんじゃないかと思い、
早速お隣さんと作戦会議を開く。
ある程度構想は固まった。
近日中にメニューに載せようと考えている。

ポップコーン職人としてのルーチンワークで、
朝グリーンスムージーを飲みながら新聞を読む。
今朝の新聞は珍しくイイ事が書いてあった。
「型にハマるくらいその型を自分のものにしたら大したもの。
型通りの仕事が誰よりもきちんと出来たらすごいこと。」
リッツカールトンの前支社長の言葉だが、
いまの自分にはストンとおちる。
まずは型通りやってみること。
型が自分に身に付くまで一所懸命に。
そしたらいつの間にか、自分自身がその型になっている。
言葉はたやすいが、実践はそう簡単じゃない。

しかし、住み込みポップコーン職人として過ごしている時間は
結構規則正しい。
それもだんだん苦にならなくなってきている。
自分に型にはまった生き方もできるんだなと。
自由人を気取っていたつい最近までの自分がウソみたいだ。
これは成長なのか、退化なのか？
どっちゃでもいいが、今の精神状態は根拠のない自信が
徐々に湧いて軽くなってきている。
悪くない。  

本日、おとなりのたつやとあかりちゃんで考えてもらった、
キラクザポップコーンのロゴが、
デカデカとショーウインドいっぱいに貼られた。
これで否応なく、ポップコーン屋さんになってしまった。
未だに否応なくと思っている自分の甘さが不甲斐ない。

1989年に親父からインポートビジネスを引き継いで25年。
ずーっとメインでやってきた仕事だけあって、
今朝その看板を外すとき、感傷に浸るかなとかなと思ったら、
いつものようにポップコーン作りに忙しく、
そんな間もなく看板は変わってしまっていた。

これで、
ポップコーン職人として生きていくしかない！？
ってそんな悲壮感を漂わすのはどうかなと思う。

これで、
ポップコーン職人として生きていかなければならない！？
ってそんな縛られる感じも嫌だなと思う。

これで、
ポップコーン職人として生きていこう！？
って、そんな悠長なことを言っている場合でもない。

これで、
ポップコーン職人として生きていけるかもしれない。
って、自信のないこと言ってどうする！？
しかしこれが何か今の自分には合っているかもしれない。

だから否応なくなどと言ってしまう。
今日で、住み込み職人として住み着いて早2ヶ月。
看板は変わったが、中身は未だ昔を引きずっている。
いつかきっと変われるかもしれない。
自信はそんなにはないが、自分なりにめいいっぱい前向きだ。
悪くない。  

住み込みポップコーン職人の一日の始まりは大体７時前後だ。

何時に起きないといけないという縛りがなくなったから。

勝手気ままに始まるのはいいが、

夜更かしして遅く寝ても起きるのは大体一緒なのは歳のせい！？


昨晩はお隣のダッズガレージで月一模合。

同い年の野郎が千円分のつまみや酒を持ち込んで、

延々とユーチューブの音楽を聴きながらダベリ通す。

場代はタダなので時間を気にすることもなく、

いつも気づいたときは午前様は普通なのだ。

昨日は１９７０年から８０年代の洋楽のロックで盛り上がった。

一番のピークはなんとかエステファンの「コンガ」。

リアルタイムで生で見たかったな～。

きっとぶっ飛んでしまっただろうな。

興奮冷めやらず、昨晩も深酒は続くのでした。


っていうことで、今朝はどんより二日酔い状態。

熱湯の朝シャンで気分を変えるしかない。

最近はシャワーを頭からかぶっている時に、

何かイメージが降りてくることがある。

大体がポップコーンがどうしたらもっとおいしくなるかということだが、

今日のヒラメキでキャラメル味のポップコーンがおいしくなった。

先程それをたまたま購入し食べたスタッフからお褒めのメールをもらった。

嬉しい限りだ。


ところで、うちのポップコーンのロゴとマークが決まった。

泉崎店でウインドウペインティングをしてくれたあかりちゃんと

おとなりダッズガレージのたつやが考えてくれたもの。



我らがポップコーンは、キラクザポップコーンと命名しました。

キラクザのザは、「座」のこと。

この場所に住んでこの場所で一所懸命生きていこうと決めて名づけました。

ちょっとカッコつけすぎかもしれないけど、悪くないんじゃない！？



  

住み込みポップコーン職人になって早一ヶ月が過ぎた。
朝一でするベッドメイキング、朝シャンのあとにするトイレ掃除、
グリーンスムージーを作ってぐいっと飲み、店舗の床掃除をする。
今日もそのルーチンワークは変わらず、気持ちのいい朝の光と風を
感じて、一日をはじめることができた。

先日、定期検診で市立病院に行ったら、体重がなんと2ヶ月前から
３．５kg減って念願の８０kgを割った。
中性脂肪も半年前の検診で、５００オーバーしていたのが、
正常値に入っていた。
これは、規則正しい生活とグリーンスムージーのおかげか？
それと車を手放したので、日々歩かないといけないからか？
とにかくお腹はへっこんだ。
Tシャツを着ても腹が出っ張らなくなった。
悪くない。

世の中はＧＷ真っ只中。
しかし今朝も俺はポップコーンを作っていた。
たくさん作ったので、おとなりさんの奥さんが主催する
コンサートに差し入れすることにした。

会場はオープンテラスになっていて、日差しは強かったが風は心地よかった。
今朝感じた光と風を同じように感じながら聞いたシタールは、
絶妙なコンビネーションだった。
ゆったりとしたシタールの調べを眠りにつくときに聞くと、
一日が全て良かったと思えるだろうな、きっと。
それと同じ理由で、自分が臨終を迎えるときに聞くにもいいなと思ってしまった。
悪くない。




  

ポップコーンって言っても、
お祭りや映画館で売っている代物とはちょいと違う。
原宿で行列ができているポップコーン屋が作っている
キャラメルがたっぷりかかっている本格的なものだ。
実際、去年の１１月２０日に２時間半も並んでようやく買った。
原宿には同じように行列ができるポップコーン屋が２つあるのだが、
もう１店舗は一緒に東京に行った同級生に頼んで、
これも２時間以上並んで購入してもらった。

そのとき、それを食べたとき、
このポップコーンは俺がやると直感した。
確かに今まで食べたポップコーンとは比べ物にならないほどおいしい。
２時間以上並ぶ価値は十分あると思った。
特徴は、味が濃厚で甘いけど、まろやかさがあった。
そして香ばしく食感がさくさくしていること。
味のバリエーションが豊富なこと。
パッケージやロゴが洗練されていておしゃれなことも大事だ。
そんなポップコーンを作ろうと不敵にも考えた。
「アメリカ人が作れるんだから、俺が作れなくはないはずだ」
とつい、一緒にいた同級生諸君にうそぶいてしまった。

それから毎日悪戦苦闘の日々。
おとなりさんがガレージセールでよくポップコーンを作ってくれたことがあり、
それを見ることはよくあったが、作ったことはない。
実はキャラメルもどうやって作っていいのか？まったくの無知。
いつものようにクックパッドの情報を元に家の台所で試してみたが、
そんな簡単に作れるわけがない。
なべ底を焦がして、香ばしいを通り越した苦くてまずいポップコーンしか
最初は作れなかった。
土産菓子を専門に生産している知人に頼んで、
休みの日に工場を借りて一緒に作ったが、これもうまくいかず。
途方にくれていたとき、女神が現れる。
っていうか、産休中のフードコーディネーターに頼み込んで、
何とかキャラメルつくりのレシピを作ってもらった。

すごいね！！
彼女のレシピとおり作ったら、ちゃんとキャラメルができる。
あと道具も大切だということもわかった。
今でもキャラメルを焦がして全部捨てることがあるけど
形にはなってきていると思う。

基本は「塩キャラメル味」と「黒糖きなこ味」。
これは彼女のレシピを忠実に守って作っている。
塩は沖縄の塩を使って、当然黒糖もそうだ。
濃厚で香ばしく、さくさくとした食感を楽しめる。
いい感じだ。

そこからアレンジして、クーベルチュールのビターチョコを使用した
「チョコレート味」が自分ではかなりお気に入りだ。
ビターチョコなのでチョコの味をしっかり出しているのにコクがある。
ためしにクーベルチュールのホワイトチョコも使って作ってみたが
味がまろやかになるだけであまり主張がない。
隠し味に使うんであればいいかと。
もともとチョコレートを売りにしてきた店なので、
チョコをもっと使ったポップコーンを作りたいな。
乞うご期待。

今のところそんなに売れ行きはよくないので
午前中でポップコーンの製造はオワリ。
一日中作るのもしんどいので、
限定販売ってのもいいかなと考えている。
午前中作った分がその日で全部売れたら、
とってもうれしい。
ささやかな幸せを僕にもくださいな。